CD売り上げの現状

-ニュースより-

こんなに減った…ヒットチャートの現状

『売れないから作らない時代』

社団法人日本レコード協会によると、洋邦合わせた数字ですが、1999年には4,500億円、
2008年には2,500億円とCDアルバムの生産額がこの10年でほぼ半減しています。
アルバムを主な収入源にしていたレコード会社にとって、これは大きな打撃です。

ひとつに、時代による若年層のCD離れ、アルバム離れが大きいと思います。
彼らの生活の中心には携帯電話があり、その料金は彼らの支出のメイン。
不況のあおりも少なからず、影響はしているでしょうし、固くなった財布の紐をほどいて買う音楽は当然厳選されるでしょう。
デジタル配信ならば着うたやiTunes、1曲単位の購入が可能です。Youtubeなど、動画サイトを使えば繰り返しての視聴も可能。
アルバムを買わない時代もある意味、仕方がないのかもしれません。
一方でアーティストを支えたい、貢献したいというコアなファンはCDはもちろん、グッズにライブとフルサポートしています。
生産額が半減、売り上げが下がり、嗜好は細分化された今、“音楽チャート”の在り方はどうなっているのだろうか。

売り上げ自体、目に見えて下がっているのは確かです。
98年にはシングル、アルバム合わせて48枚のミリオンセラーが誕生しましたが、08年にはアルバム7枚、
09年にはアルバム4枚のみ、シングルに至っては07年以降、1枚も生まれていません。

こういった状況で、チャート上位に入るためのハードルが下がっていることは事実でしょう。
そうなるとメーカーとしてはこのチャートをマーケティングに使うはずです。
不況下、様々な業種で聞かれますが『選択と集中』という言葉がよく使われています。音楽に関しても同じく、
メーカーも以前のように新人からベテランまで、幅広くプロモーションするのではなく、期待度が高いアーティストに集中し、
また、テレビやラジオ、雑誌での露出をリリース付近に集中させ、チャートインを狙います。チャート上位に入れば、
必然とメディア露出も増えるわけですから、枚数が減り、ハードルが低くなった一方で、マーケティング価値は強まったといえます。

ただしマーケティング要素、宣伝色が強まってしまうことで、チャートの信頼性や価値が揺らいでしまう危険性もあります。

売る側にとっても買う側にとっても、音楽チャートの役割が変わりつつあるように感じます。
自分たちの宣伝で更なるユーザー離れを招いてしまうようなことがないよう、
各メーカーから良質な音楽がどんどん生まれてくるといいなと思います。

大阪のボーカルスクール

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